猛暑がどうやら一段落し、秋の気配が感じられるようになってきました。そんな「食欲の秋」、「文化の秋」をいち早く察してか、バスク関連の映画2本が、9月下旬より公開・上映されます。
1本目は、『世界の愛した料理人』(監督:アンヘル・パラ、ホセ・アントニオ・ブランコ。スペイン映画、2016年)です。ミシュラン3つ星レストランを仕切る、バスク人料理人エネコ・アチャと、日本人料理人小野二郎にスポットを当てた、ドキュメンタリー・タッチの映画で、9月22日(土)、恵比寿ガーデンシネマにて封切り予定です。
2本目は、世界中のサーファーが集まるバスク地方海岸のサーフィンに焦点を当てた『ビッグ・ウェイブ・イン・ザ・バスク・カントリー』(監督:アリツ・アルバイサル、チュス・デルガド。スペイン映画、2016年)です。ビスカイア県のソペラという町が舞台となっていますので、映画の上映と併せて、バスクの飲食物や音楽を楽しむ「ソペラ・セッション」という形でのイベントが、世界各地で開かれています。東京では、9月28日(金)の19時より、原宿の「デウス・エキス・マキナ」にて、セッションが催されます。
この機会をお見逃しなく。