「東京バスクの家(TEE)」のメンバーが、4月にバスク地方に滞在する機会を得ました。滞在中に、日本とバスクについての講演を依頼され、90分話してきました。
場所は、バスク自治州ギプスコア県エルゴイバル町。人口は1万人をこえるくらいの小さな町ですが、「工作機械の首都」と言われるほど、機械産業が盛ん。講演は、当地に立地する工業大学の中、英語クラス最後の授業にセットされました。 土地柄、生徒全員がバスク語話者。先生は、バスク人ながらも幼少期にアメリカに渡り、後に生まれ故郷に戻ってきてからスペイン語を覚え、今はバスク語を習得中。 先生が外国語教育の重要性を英語で話した後、TEEメンバーの登壇。バスク語で自己紹介の後、なぜバスク語を覚えようと思ったのか、地域言語でのコミュニケーションの重要性について話し、バスク人と日本人の類似点について意見交換しました。最後には「OMOTENASHI」についての質問も飛び出し、有意義な講演となりました。