2月に入り、バスク地方ではカーニバルたけなわとなってまいりました。バスク地方のカーニバルの中で、最も有名なものの1つが、ギプスコア県トロサの町のカーニバルでしょう。このトロサで繰り広げられる様々なお祭りに欠かせないのが、「巨人 (Erraldoiak/gigantes)」や「大頭 (Buruhandiak/ cabezudos)」と呼ばれる、どでかい張り子の人形です。
このたび、「トロサ国際マリオネットセンター(TOPIC)」の協力を得て、これらの「巨人」と「大頭」が、日本にやってくることになりました。毎年8月の頭に長野県飯田市で開かれる「いいだ人形劇フェスタ」に参加するためです。このフェスティバルは今年40周年の節目を迎えますので、そこに特別出演となるわけですね。
伊那の谷を、バスクの「巨人」と「大頭」が歩き回る、なんて、わくわくします。